勉強会

お土産シリーズ@神戸 (2023/06/16)

神戸からのお土産は

『カルッテベイク』

トランプのマークがデザインされたクッキーでした。

 

カルッテベイクという名前が気になったので調べてみたところ、

『カルッテ』・・・

①四重奏の”カルテット”

②”軽い”という言葉

③色とりどりの”カラフル”

④イタリア語のトランプを意味する”カルテ”

この4つの意味を組み合わせて作られた造語のようです。

神戸以外にも「八ヶ岳」「信州」の場所を示すシールが貼られたパッケージがあるそうです^^


5月の勉強会 (2023/05/24)

毎月スタッフが持ち回りでテーマを決めて勉強会を行っています。

5月の担当はTさん。

 

Tさんから事前に資料が配られたのですが、許可が下りるまで見てはいけないとのこと。

何が始まるのだろうという雰囲気の中、なんとアートにまつわるテストが始まりました!笑

アートに携わっているスタッフの「これは間違えられない、、、」という緊張感。

久しぶりに学生時代を思い出す時間となりました。

その中からひとつご紹介します。

 

Qミケランジェロ「ダビデ像」の瞳の形は・・・?

1.星 2.スペード 3.ハート

 

 

 

 

 

答えは、、、

 

 

 

 

 

3.ハート

 

しっかりハートマーク!!!

美術の教科書にもでてくるダビデ像ですが、まさか瞳がハートとは気が付きませんでした。

 

テストの他にも、だまし絵の勉強会も。

だまし絵は、脳が騙されて見方が難しい、、、脳トレにもなりますね。

 

今回の勉強会は、楽しみながら知識が増えたスタッフでした。


4月の勉強会 (2023/04/28)

4月の勉強会は、Mさんによる「ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ」でした。

みなさん、カラヴァッジオはご存知でしょうか。

イタリア人画家でカラヴァッジョ、カラバッジオ、カラバッジョとも呼ばれ

ルネサンス期の後に登場し、ローマで活躍したイタリア人画家です。

彼の魅力は人間の姿を写実的に描く手法と、光と影の明暗を明確に分けた表現です。

印象的な人体表現と演劇の一場面を彷彿とさせるような技法により一躍ローマ画壇の寵児となったカラヴァッジオは

画家としては順調だったものの、粗暴で荒れた日々を送る中で大罪を犯してしまい、やがて乱闘相手から重傷を負わされてしまい

翌年、熱病で38歳の若さで命を落としてしまいました。

 

素行から悪名高いカラヴァッジオですが、20世紀になってから多くの巨匠に直接的、間接的に影響を与えたと再評価されています。

先日、ネットニュースでピカソの作品価格が下落しており、再評価されていると見かけました。

その理由は、ピカソのスキャンダラスな女性関係が原因だとか。

価値観が少しずつ着実に変化しているのかもしれません。


3月の勉強会 (2023/03/31)

3月のAさんによる「東郷青児」がテーマでした。

「夢見るような甘い女性像が人気を博し、本や雑誌、包装紙などに多数使われ、

昭和の美人画家として戦後一世を風靡した画家です。

竹下夢二やピカソ、ラファエロから影響を受けたこともあり、

キュビズムや未来派、ルネサンスなど新しい芸術を吸収。

その後、大衆に愛される画家の喜びを求め、エレベーターの扉や飾り皿、本の装丁、マッチ箱、洋菓子店の包装紙など

多岐にわたるデザインによってあらゆる場所にアートを残しました。

昭和を代表する日本人画家の東郷青児。

美術館にも多数作品が残されているので、実際に鑑賞をおすすめします。

 


2月の勉強会 (2023/02/28)

2月の勉強会はF子さんにる「ミステリー絵画の紹介」でした。

1930年代に描かれたアメリカ植民地時代の絵画にスマホらしきものが描かれているのはタイムトラベルの証拠?

ミケランジェロによる天井絵「アダムの創造」は解剖に関する暗号?

礼拝堂の「光と闇の分離」にも脳の構造が隠されている?

「聖母と聖ジョバンニーノ」に描かれた空中に浮かぶ謎の物体はUFO?

ピエトロ教会に描かれた「三位一体」は人工衛星か?

歌川国芳が浮世絵に「スカイツリー」?などなど。

過去に描かれた答えの出ないミステリーは空想が膨らみます。


1月の勉強会 (2023/01/25)

2023年最初の勉強会はMさんによる「アンディ・ウォーホル」についてでした。

「ポップアートの巨匠」と呼ばれるアンディ・ウォーホル。

芸術的才能のルーツは、生い立ちにありました。

幼少期に神経系疾患で寝たきりの状態で過ごし、容姿にコンプレックスをもっていたためひきこもるように。

その時期に絵を描いたり、文化的な趣味を存分に楽しんだことでアートの基盤を作ったそうです。

商業イラストレーターとして活躍していたときには、非吸水性の紙の上に描いた線画にインクをのせ、

紙を被せて転写する「ブロッテド・ライン」という大量印刷の前身となる手法を発明しました。

ポップアート時代には、有名なキャンベルのスープ缶やドル紙幣をモチーフにした作品を描くようになり、

「シルクスクリーン」の手法を使って、「大量生産・大量消費」や「大衆文化」をテーマに多くの作品を残しました。

マリリンモンローの版画が銃撃された作品は、希少価値を持ち250億円で落札され話題をよびました。

 

アートをビジネスシーンに活かすことや、ビジネス教養として学ぶことが多い中で

パラダイムシフトを繰り返したアンディ・ウォーホルもまた、ビジネスに活かすことができる存在かもしれません。

そして、「すべてを知りたければ、表面だけを見ればいい」と語ったウォーホルの意図を汲むべく

ポップな色彩やモチーフなど、ウォーホルの表現をダイレクトに受け止めて楽しむのもひとつかと思います。

 

現在、京都でアンディ・ウォ-ホル” 大回顧展 実施中です。

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アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO
会場   京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
会期   2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)
開館時間 10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
     ※1月、2月の土日祝日のみ9時〜10時の早朝開館実施
休館日  月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日

12月の勉強会 (2022/12/14)

今月のテーマはギャラリー四季社長から「モナリザについて」の発表でした。

「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」といわれている有名な女性の肖像画です。

現在はフランスの固有財産で、パリのルーヴル美術館が常時展示をしています。

「謎」が多い作品とされているため、現在に至るまで人々を魅了し続け、研究の対象となってきました。

1503年から1519年、ダヴィンチが亡くなるまでずっとモナリザを書き足し続けて、モナリザは未完の作品とされています。

ダヴィンチの死後、フランソワ1世がフォンテーヌブロー宮殿の浴室に飾っていたため、何十年も蒸されて傷んでしまい、

さらにオランダの修復士が湿気を防ぐためラッカーを厚く塗りこんでしまい、くすんだ色となってしまいました。

そのため、モナリザは非常に壊れやすく、パネルのヒビが年々大きくなっているため、

ルーヴル美術館の別の階に動かすことができないため、ルーヴル美術館以外で本物を見ることができません。

最も有名な絵画のひとつである「モナリザ」。

 

ギャラリー四季では、モナリザの複製画がございますが、

ドラマや映画の美術協力のほかにも、教育機関や医療施設での美術鑑賞としてご利用いただいております。

世界中で愛され永久的な魅力を持ったモナリザを飾ってみてはいかがでしょうか。

 

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11月の勉強会 (2022/11/29)

11月の勉強会テーマは経理担当Kさんによる「芸術と医療福祉」でした。

※ギャラリー四季では、毎月スタッフが持ち回りでテーマを決めて勉強会を行っています。

 

世界規模でアート×ヘルスをテーマとしたイベントが美術館で行われているようです。

2018年カナダでは、モントリオール美術館×フランコフォニー医師会による、

世界で初めて患者の治療の一環として美術館訪問を「処方」し、患者と家族など同伴者が無料で美術館に入館可能となりました。

また、2019年には台湾の国立台湾博物館と台北市立連合病院による「博物館処方箋」を、認知症の方とその介護者を対象に実施されました。

 

日本においても、薬を処方する処方箋のかわりに、美術館・博物館など地域にある資源を通して「社会参加を促す」処方箋を出して課題に対応する

「社会的処方」を厚生労働省が推進する方針となっています。

 

医療福祉現場でもアート活動は広がっており、女子美術大学芸術学部 山野雅之教授のプロデュースによって

大学病院の検査機器がテーマパークのアトラクションのように表現されており、不安や緊張を和らげる効果が期待されています。

※画像は女子美術大学様よりお借りしました。

 

医療現場でアートを持続可能にするためには・・・

事例の多くは新築・建て替え、改装のときがほとんどだそうです。

その理由のひとつに、日常の病院の予算の中ではアートに回す費用を考える余裕がないとのことでした。

また、具体的な効果についての認識が十分浸透していないために支援体制が不十分だということがあげられます。

 

少しずつ海外では、医療におけるアート効果についての研究が進んでおり、医学的データが示されるなどヘルスケアにおけるアートへの理解が浸透しています。

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チャルマース工科大学(スウェーデン)のRoger S Ulrich博士

1984年Scienceに発表「術後の回復に窓からの景色が与える影響」

胆嚢摘出手術後、【窓から木が見える病室】は【窓から人工的な壁しか見えない病室】より平均入院期間が短く、看護師さんへの苦情件数が少ない、弱い鎮痛剤が投与される。

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今後はより、アートによる心のケアが治療と同じように必要だというエビデンスを得ることが重要になってきます。

 

また、医療教育において、アートの役割の理解を深めるための普及活動も必要となってきます。

 

Kさんの勉強会は、フローレンス・ナイチンゲールの言葉(1860年)によって締めくくられました。

 

『患者の目にうつるものが持っている形の変化や色の楽しさ それはまさに患者に回復をもたらす現実的な手段』

 

アートを医療現場にお届けしているスタッフにとって、興味深い勉強会になりました。


10月の勉強会 (2022/10/21)

10月の勉強会テーマは『日本画の魅力(実践編)』。

担当は、学生時代に日本画の勉強をしたことのあるSさんです。

 

過去にも日本画をテーマにした勉強会がありましたが、今回は実践編ということで

工程と材料を発表してくれました。

学んでみるとその工程の多さに驚きます。

まず色をのせるまでにドーサ引き&水張りをします。

そして下絵を描くのですが、直接和紙には描きません。

トレースする下絵をトレーシングペーパーに移した後、念紙を本紙にセットしてなぞります。

その後、墨で骨描きし、下地を刷毛で塗ってようやく彩色。

※色は小皿に顔料を出してそれぞれの色を作ります。(皿で色は混ぜません)

 

実際に色をのせるまで、なんと工程が多いことでしょう。

そして使用している材料がとても多いです。

 

日本画は いとおかし ですね。

どのように制作されたのか、イメージを膨らませて鑑賞すると

より深く楽しむことができそうです。

 


9月の勉強会 (2022/09/30)

9月の勉強会はWEB担当のMでした。

テーマは「日本の新しいお札と高度な技術について」でした。

2024年度に紙幣が一新されることになっている日本紙幣。

工芸官と呼ばれる専門職員の方が原版をデザイン・彫刻されていて

国立印刷局による世界最高峰の偽造防止技術で製造されています。

お札は高度な技術を駆使した版画なのです。

今回新たに導入される技術のひとつに、最先端3Dホログラムがあります。

渋沢栄一さんの姿が角度によって右を向いたり左を向いたり。

電子マネー化が進み、紙幣の使用が減少してきていますが、

日本が世界に誇れる技術は、今後も受け継がれていくことを願っています。

 

 

大正から昭和にかけて、お札や切手の原版彫刻に腕を振るった印刷局の工芸官 加藤倉吉さんの特別展が行われます。

多忙を極めた厳しい時代に、彫刻部門のトップとして気概をもって業務に臨み、時代の要請に応えた方で、

製品類とともに、在職中から退職後にわたって、いち凹版彫刻者として数々の肖像画や風景画も彫り上げており、

さまざまな製版技法や表現方法を研究されました。

 

■特別展 加藤倉吉 ~飽くなき版画表現の追求~

開催日 令和4年10月12日(水)~12月4日(日)

開催時間 9:30~17:00

休館日 月曜日

開催場 お札と切手の博物館 2階展示室

入場料 無料