勉強会

10月の勉強会 (2022/10/21)

10月の勉強会テーマは『日本画の魅力(実践編)』。

担当は、学生時代に日本画の勉強をしたことのあるSさんです。

 

過去にも日本画をテーマにした勉強会がありましたが、今回は実践編ということで

工程と材料を発表してくれました。

学んでみるとその工程の多さに驚きます。

まず色をのせるまでにドーサ引き&水張りをします。

そして下絵を描くのですが、直接和紙には描きません。

トレースする下絵をトレーシングペーパーに移した後、念紙を本紙にセットしてなぞります。

その後、墨で骨描きし、下地を刷毛で塗ってようやく彩色。

※色は小皿に顔料を出してそれぞれの色を作ります。(皿で色は混ぜません)

 

実際に色をのせるまで、なんと工程が多いことでしょう。

そして使用している材料がとても多いです。

 

日本画は いとおかし ですね。

どのように制作されたのか、イメージを膨らませて鑑賞すると

より深く楽しむことができそうです。