勉強会

2月の勉強会 (2024/02/29)

毎月1回スタッフが持ち回りでテーマを決めて発表している勉強会。

今回はMさんによる≪美術史解説 セザンヌの林檎から振り返る絵画の空間表現≫でした。

 

キュビズムの走りともなる独自の空間表現を模索し、ピカソにも影響を及ぼした「近代絵画の父」ポール・セザンヌ。

これまでの流れを大きく変えたのは、数百年前から続いたレオナルド・ダ・ヴィンチが作り上げた「一点透視法からの逸脱」でした。

人間の視点に着目し、人間の目に映る(認識する)物体を正確に平面に再現する「多点透視法」。

セザンヌの絵画は、描いてる視点が違うのにも関わらず、描画をうまく繋げて歪んだ絵にならないよう再構築されています。

これまでにない新しい世界の捉え方をしたセザンヌの空間表現をお楽しみください。

 

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