勉強会

4月の勉強会 (2022/05/02)

4月の勉強会はF子さんによる「エデゥアール・マネ」についてでした。

 

19世紀のフランスの画家で「印象派の先駆者」「近代絵画の始祖」と呼ばれていますが、

画家としての道のりは険しく、フランスの伝統的な絵画が評価されるサロンでは嘲笑や酷評に見舞われ「大炎上」。

 

TT-12『草上の昼食』(複製画)

落選しまくり非難を浴びた革新的作品。

 

落選を繰り返し、評価は一進一退を繰り返していました。

しかし作品を書き続けたマネは、幼少の頃からの親友アントナン・プルーストが美術大臣に任命されると

その働きかけのおかげでマネの念願だったレジオンドヌール勲章を受章することができました。

 

保守的な世界での革新には、嘲笑や逆風がつきもの。

アートの世界がビジネスに活きるといわれるのは

共通した原則をみつけられて勇気をもらえるからかもしれません。