勉強会

8月の勉強会 (2021/08/31)

8月の勉強会は西洋美術に詳しいMさん。

テーマは「持物=アトリビュートで人物特定。西洋美術の図像学アトリビュートについて学ぶ」でした。

 

古典的な西洋絵画を「持物(アトリビュート)」から誰なのかを探る、といった推理がとても興味深く、

例えば「百合」「棘のない薔薇」「赤と青い衣」にはそれぞれ意味があり、聖母マリアのトリビュートだそうです。

 

「カルロ・ドルチ作」 17世紀半ば

 

 

「羽付き帽子」「羽根つきサンダル」「カドゥケウス(杖)」がアトリビュートの人物は

ギリシャ神話に出てくる「ヘルメス(マーキュリー)」

 

「ポツダム宮殿の天井画」 1751年

この宮殿の天井画は第二次世界大戦で破壊されてしまい、写真のみしか残っていないそうです。

 

上記は発表の一部をご紹介しましたが、勉強会では他にも人物とアトリビュートが紐づけられた作品を紹介してくれました^^

 

ギャラリー四季には、西洋美術の作品もございます。

 

UU-31

こちらはラファエロの作品。

 

UU-16

有名なボッティチェリの作品。

 

上記はいずれも複製画の作品となっております。

 

新たな発見や知識を広げられるのもアートの魅力ですね!!

以上、8月の勉強会でした!