勉強会

9月の勉強会 (2020/09/30)

スタッフAさんによる『ムンク』がテーマの勉強会でした。

 

ムンクはノルウェー近代絵画の代表的な画家で、『ムンクの叫び』でも有名です。

 

医者の父や病弱だったこと、5歳で母親を、14歳で姉を亡くしたことから、死を身近に感じ

後の作品へ反映されたといわれています。

 

有名なムンクの叫びはもともと「叫び」ではなかったようです。

ムンクが考えていたタイトルは「自然の叫び」。

1895年にパステル画を描いたときの詩の中でその原点ともいえる体験を書いています。

この絵で叫んでいるのは周囲の環境すべてであり、中央の人物(ムンクがモデル)は

叫んでおらず、叫びに耳をふさいでる状態であるということでした。

 

ギャラリー四季には、ムンクのポスターがございます。

PC-4648 『春』

 

病床にある女性の表情からは生きることへの絶望が感じられます。

精神不安定であったムンクがテーマとした【生命のフリーズ】の最初の個展といわれています。

『春』は1892年11月に公的な意味では初となる個展に展示された55点の中の一つです。

 

他にも・・・

 

PC-4647 『マドンナ』

男性を誘惑して破滅に導くと捉えていたムンクの女性観が色濃く反映された作品。

 

PC-4646 『窓の外を眺める少女』

ムンクの他の作品と少し違ったようにみえる作品。

 

全てポスターですが、油額で額装してレンタルしております。

 

Aさんは、その他に最近使われているビジネス用語も発表してくれました!

カタカナ用語を突然聞いて分からなかったという体験、あるあるです^^

すぐにググる癖がつきました。(ググる、もカタカナ用語ですね)

 

ギャラリー四季では、毎月スタッフによる勉強会を行っております。

次のスタッフは何をテーマに選んだか・・・定例会議までのお楽しみです^^