勉強会

2月の勉強会 (2020/02/13)

2月の勉強会、担当はTJさん。

お昼休みにも読書をしているTJさんが選んだテーマは

新書『「美意識の値段」山口桂著』から

オークションハウス(競売会社)についてでした。

 

著者は世界最大のオークションハウスで

多くの美術品を扱ってきた日本美術のスペシャリストのひとり。

美術品の発掘や高額なハンマープライスの仕組み、

オークショニアについて、など

オークションハウスの世界を学びました。

 

普段、メディアで目にするオークションハウスは

高額な作品が落札されたという話題が多いので

資産家やコレクター、ディーラーだけの世界と思っていましたが、

高額なものばかりではなく、4万円程度で落札される美術品もあることや、

欧米でオークション開催前に開かれる「下見会」では

誰でも無料で名品がみられ、老若男女人種を問わず、子連れの家族や

学生を引き連れた先生もやってくるとのことでした。

オークションハウスやアート自体が公的な役割を担っているというのです。

 

アートや絵画を身近に感じて、日常的に触れ合える環境・・・素敵ですね。

 

そういえば日本では、美術品を発掘して値段を決める有名なテレビ番組・・・「なんでも鑑定団」^^

「ハンマープライス」というバラエティ番組もありました・・・懐かしい。

 

以上、2月の勉強会「オークションハウスについて」でした!